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建設業の働き方改革を実行する4つの方法を徹底解説【2024年適用】

 
建設業界の働き方改革_施工管理アプリ

2024年から働き方改革の労働時間上限規制が建設業にも適用されます。ですが「具体的に何をすればいいのか分かりにくい」という人もいるのではないでしょうか。


働き方改革は「現場管理が楽になるツールを導入する」など、会社組織に合った方法を見つけることで解決できます。本コラムでは建設現場に関係のある、働き方改革に関する情報を分かりやすくまとめ、具体的な4つの改善方法まで徹底解説します。


貴社の働き方改革の参考にお役立てください。

建設業界と働き方改革について


建設業界には働き方改革が必要だといえます。ですがそれは形式的なものではなく、現場が働きやすくなるためと会社が利益をあげるための業務改革のことです。


引用元:毎月勤労統計調査 令和2年分結果確報


厚生労働省の資料によると、建設業の総日労働時間は165.4時間、出勤日数は20.3日と他の業種に比べても高いことがわかります。前年の毎月勤労統計調査では168.2時間と20.5日となっているので、やや改善されているもののまだ厳しい現場であることは変わりません。


長時間労働の改善、休日の確保が求められていますが問題を解決するためにはまず、


労働者の不足

高齢化


このような状態を改善していく必要があるといえるでしょう。


参考:建設業界人材動向レポート(2021年1月)

参考:建設業界とは?平均年収や勤続年数、年代・役職ごとのボーナス金額まとめ!


働き方改革による時間外労働の規制の内容


引用元:時間外労働の上限規出典:時間外労働の上限規制 わかりやすい解説


労働基準法によって定められた労働時間には、元々1日8時間1週40時間の法定労働時間があり、毎週少なくとも1回(1日)の休日を与えることとされています。しかし、これまでは働く時間は完全に企業側に任せられており、特に罰則もないような状態でした。


それが働き方改革によって法改正がなされると、月45時間、年360時間を上限に「6ヵ月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金」という罰則が発生するようになります。月45時間以内と言うと、仮に月22日前後の出勤をしていたとして、1日およそ2時間の残業が限界です。


参考:時間外労働の上限規制 わかりやすい解説



建設業働き方改革加速化プログラム

 

画像_作業着の男女がガッツポーズをしている図


建設業の現場環境を改善するため、国土交通省は「建設業働き方改革加速化プログラム」を策定しています。これは週休2日の確保をはじめとした働き方改革を、さらに加速させるために作られたものです。


プログラムには以下の3つの項目があります。


1.長時間労働の是正に関する取組

週休2日制の導入を推進、発注者の特性を踏まえた工期設定など


2.給与・社会保険に関する取組

建設キャリアップシステムへの加入を推進、社会保険加入をミニマムスタンダードにするなど


3.生産性向上に関する取組

仕事の効率化(IT化など)、重層下請構造の改善など


ここでは詳細の説明は省きますが、大まかにまとめると国土交通省が働き方改革をに必要な長時間労働の改善、人材の確保、待遇改善などができるように仕組みを整えるプログラムのことです。


参考:別紙 建設業働き方改革加速化プログラム

参考:国土交通省「建設業働き方改革加速化プログラム」を策定

参考:CCUS建設キャリアアップシステム



建設業の働き方改革に必要な2つの要素


国土交通省が掲げるプログラムは、働き方改革を加速させるために必要だと考えられる指標のようなものだといえます。しかし、実際の現場で具体的に何をすればいいかというのは、イメージしづらいのではないのでしょうか。


実際の現場で働き方改革を実現するため意は「業務効率化」と「待遇改善」という2つの要素が必要です。


業務効率化


主に業務効率化として取り組むことは、


・業務フローの見直し

・事務仕事の外注

・ITツールの導入


効率化する一番の目的は、重要な業務に専念できる環境を作ることだといえます。具体的な例としては、建設現場にとって必要不可欠な職人が現場仕事に専念できるようにするなどです。


待遇改善


主に待遇改善として取り組むことは、


・給与体系の見直し

・福利厚生の充実

・多様な働き方の選択肢


給与面など人件費に関わる改革は、経営が厳しい状況など難しい側面もあります。そのような場合には社会保険とは別の法定外福利厚生サービスなどを利用するのも一つです。



建設業界で働き方改革を実行するための4つの方法


ここまでご紹介してきた話もふまえて、業務効率化と待遇改善を実現させるための具体的な案をご紹介します。以下の4つです。


・残業時間の削減

・人事評価制度の見直し

・テレワークの活用

・ITツールの導入


それぞれの方法についてより詳しく知りたい場合は、関連する記事もあるので併せてご活用ください。


残業時間の削減


残業時間の削減をするためには、まず原因を可視化しましょう。コツとしては細かく分類し具体的に時間がかかっている作業を抽出することです。そうすることで、効果的な改善ができるようになります。


▼もっと詳しく知りたい場合は以下の記事をご覧ください。

建設業の残業削減方法-成功事例からの学びポイントを解説


人事評価制度の見直し


人事評価制度の見直しは待遇改善につながるだけではなく、生産性の向上にもつながるとされています。良い待遇があることで従業員の士気もあがり、業績もよくなる傾向があるからです。さらに人材不足問題の対策にもなります。


▼もっと詳しく知りたい場合は以下の記事をご覧ください。

建設業の人材不足問題を解決するには?人事評価制度の見直しから始めよう


テレワークの活用


建設業においても、テレワークは環境改善の選択肢として効果的です。特別なITツールを導入せずとも、社内の取り組みやルールを設定するだけで改善できることもあります。例えばメーラーをスマートフォンと同期させ、事務所に帰らなくても社内のメールが確認できるようにするなどです。


▼もっと詳しく知りたい場合は以下の記事をご覧ください。

建設業界にもニューノーマルの波!?テレワークについて理解を深めるコラム


ITツールの導入


ITツールがあれば、写真や図面の共有をしたり、レポート機能によって建設現場からの報告が楽になるなど、情報共有が円滑に進み、建設現場にいる人たちから、オフィス現場で働く従業員も効率良く仕事が進められるようになります。


▼情報共有が円滑になることで得られるメリットについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

情報共有とは?得られるメリット・原因と対策・具体的な方法など徹底解説


そして経営者も一つのシステムで情報を一元管理すれば、どこにいても情報を把握することができるので、適切な判断を助けてくれる心強いツールとなるでしょう。建設現場でよく使われるITツールは、現場管理アプリや施工管理アプリと呼ばれることが多いです。


▼現場管理アプリのメリットや選び方について詳しく知りたい場合は、こちらの記事をご覧ください。

現場管理アプリとは?メリット・デメリットと選び方のポイント



建設業の働き方改革を進める際の注意点


働き方改革を進める際は、働き方改革を推進する側の一方通行にならないように気をつけてください。
自社の従業員、関係する職人や協力会社、発注元など、影響がある人たちの状況を見て進めなければ逆効果になってしまうからです。


いきなり大きな改革をしようとせず、現状の環境を少しずつ良くしていきながら働きやすい環境を整え、自社の利益につながる改革を進めていきましょう。



建設業の働き方改革まとめ


本記事では資料をもとに働き方改革のポイントをまとめ、具体的な改善案を解説してきました。


働き方改革に必要なことは「業務効率化」と「待遇改善」です。すぐに給与面などの待遇を改善することは難しいので、取り組みやすいのは業務効率化ではないでしょうか。


働く環境も人も、日々変化しているので環境改善への取り組みは無視できません。本記事の内容が少しでも現場改善のお役に立てば幸いです。


▼働き方改革の事例集はこちらの記事でまとめています。具体的な事例を知りたい方はあわせてご覧ください。

働き方改革3つの建設業事例紹介と共通点を解説

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