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建設業の人材不足問題を解決するには?人事評価制度の見直しから始めよう

 


「従業員が長続きしない」「新しい人はすぐに辞めてしまう…」


貴社もこのような悩みを抱えているのではないでしょうか?


本記事は建設業界全体として課題となっている人材不足問題の解決策として「人事評価」を取り上げます。働く人達は自分達の働きに見合った正当な評価を受けることで、モチベーションが上がり、仕事を継続することに繋がると言えるでしょう。今回はその評価制度に注目しました。


社内における人事評価制度の見直しポイントなど、従業員がすぐに辞めないために役立つ情報をお届けします。


01. 建設キャリアップシステムの導入も正当な評価を目指した



昨今の建設業界には、国土交通省と一体となって進める「建設キャリアアップシステム」の導入が推奨されています。

その背景として、建設技能者は異なる事業者の様々な現場で経験を積んでいくため、一人ひとりの技能者の能力が統一的に評価される業界横断的な仕組みが存在せず、スキルアップが処遇の向上につながっていかない構造的な問題があります。

建設キャリアアップシステムの目的【構築の背景】より抜粋


システムの導入目的は上記の問題を解決するためであり、「働く技術者の評価を見える化する」→「正当な評価と正当な報酬」→「働き手が増えるようにして人材不足を解消する」といった流れを実現することを目指しています。

-01. 評価のポイント



ポイントは「正当に評価される」ということです。

「建設業界の3Kのイメージ払拭」といった抽象的な取り組みではなく、具体的な評価制度と、それに見合った報酬設定が行えることにあります。

ですが、建設キャリアアップシステムは、導入する企業に対して一定のコストが必要となり、申請も割と面倒なことがあって導入に踏み切れていない企業も少なくありません。企業によって差はありますが、1日だけ工事を手伝ってもらうような作業員も含め、関係する全ての登録が必要になるので手間がかかるからです。

もしも建設キャリアアップシステムの導入に至らず、「特に何も改善案が進まない」という状態であれば、まずは自社の評価制度から見直し、できることから環境作りをしてみてはいかがでしょうか。


02. 人事評価制度を改善して人材不足問題を解消する


人事評価制度を重視する理由は、結果として人材不足の解消に繋がるからです。

その理由として、

・離職者が減る:待遇面での労働条件が良くなることで離職者を減らせる

リファラル採用(紹介採用)の選択肢ができる:評価制度が良いと自社の従業員が知り合いを紹介しやすくなる

などが考えられます。


もちろん、多様化している現代では働き手のモチベーションの原動力が「評価」や「報酬」のみと決めつけることはできませんが、同じ業界でも評価や報酬制度が整っているほうが、継続して働きたくなる環境となるのは間違いないでしょう。

-01. 正当な人事評価は「生産性の向上」にも直結


さらに経営的な観点から言えば、人事評価制度は突き詰めると「生産性の向上」にも繋がります。

本来、従業員が良い評価、良い待遇を得るためには企業の業績が必要です。評価と実績がリンクしていることを、働き手が理解して自主的に働くことは生産性の向上に繋がります。

自社で働く従業員や建設現場の職人が、正当な評価や報酬を受け取ることによって企業の利益に貢献するというのは理想的な経営ではないでしょうか。


その他にも概念的な要素として、


・人材を大切する文化ができる

・育成、キャリア形成に対する社内理解が深まる


このような考えが社内に浸透します。


社内外に対してクリーンな会社であることをアピールできるので、評価制度の見直しや策定は人材不足解消という観点からも重要な取り組みなのです。


03. 建設業の人事評価制度導入のポイント


人事評価制度導入の重要なポイントは、自社の業態特性を理解し現状の課題にあった制度を導入することです。


建設業はゼネコン、ハウスメーカーや総合不動産業など種類が多岐にわたるため、人事評価制度のポイントは一様に「こうあるべき」というものではありません。


-01. ポイント①実行予算改善度


例えば、業績指標としてどれだけ原価改善ができたかを表す「実行予算改善度」を用いて、現場で原価低減がどれだけできたかという指標を示すなど、業態にあった指標を策定しましょう。

また、会社業績の年次変動が大きいので、報酬制度を設計する際はしっかりと人件費のコントロールができるようにしておくことも大切です。

参考元:建設業・不動産業の人事制度 構築・改定

-02. ポイント②明確な基準と公平性


その他、建設業に限らずどの業界でも共通するポイントとして、理念や事業計画に結びついた評価であることや、明確な基準と公平性をもって運用できることなども忘れずに効果的な評価制度を導入しましょう。

-03. ポイント③人事評価の手法を取り入れる


様々な企業が導入している人事評価制度の手法を取り入れることも一つです。

例えば、MBO(目標管理制度)、360度評価などがあります。Googleのような自由な社風を持つ企業ではノーレイティング制度(縦割りの評価をしない制度)を取り入れている例もあります。


既存の手法を取り入れる良い点は、多くの企業が成功している事例になぞって制度の基礎を作れることです。何から手をつけようかイメージができないという場合は、こういった枠組みを利用することも一つです。


04. 人材不足問題を解消するための解決策のまとめ


人材不足問題を解消するための解決策として、人事評価制度の見直し・策定が効果的であることを解説してきました。「建設キャリアップシステム」の導入や自社の人事評価制度の見直しなど、解決すべき課題や自社の状況に応じて、最適な対策を選択してください。


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人材不足問題を解消するための対策は人事評価制度のみではありません。働く環境そのものの見直しも大切です。以下の記事では、働く環境を整えるためのヒントをお届けしています。

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